前説
前回仮想環境化にRaspbianをインストールすることに成功したが、初期状態では使いにくいため機能を追加する必要があるのだが、よく分からなくなるため備忘録的に記録しておくことにする。
Guest Additionsの導入
Oracle VM VirtualBoxには追加キットとでも言うべきGuest Additionsという物がある。
デスクトップの解像度やシームレスなマウス移動などこれを入れないと機能的に制約を受ける場合があるので、入れておいたほうが無難だろう。
a.ISOイメージを使用する
(1)デバイスー「Guest Additions CDイメージの挿入」をクリック。
(2)「LXTerminal」を開き、「sudo bash /media/cdrom/VBoxLinuxAdditions.run」と入力。*1
ユーザ名の変更
Raspberry Piのデフォルトのユーザ名は「pi」となっており、オートでログインする使いやすい配慮がされているが、往々にして利便性とセキュリティは相反するもののため、ユーザ名とパスワードの変更をする。
大まかな手順としては以下の通り。
1.ダミーユーザを作成し、権限を与える。
2.ダミーユーザでログインし、piユーザの名前を変更。
3.ダミーユーザを削除
なお、こちらのサイト様に詳しく載っているため、参照させていただいた。
jyn.jp
なお、このページに「グループ」という単語が出てくるが
Linuxのシステムを管理する上では、「どのユーザーの権限で何ができるか」がとても大切であり、ユーザーごとに使用できるディレクトリなどが決められています。そして、ユーザーの権限などを効率よく管理するために「グループ」が使用されます。
Linuxのユーザーとグループって何だろう? (1/2):“応用力”をつけるためのLinux再入門(10) - @IT
とのことらしい。ユーザごとに権限を割り当てる方法よりも、グループでざっくりまとめるほうが分かりやすいでしょって事なんだろうか。
日本語入力
日本語入力システムはいろいろありますが、個人的には「Mozc」がお気に入りだ。
「sudo apt-get install fcitx-mozc」
日本語フォント
Notoフォントを選択。
「sudo apt-get install fonts-note」